縁日 | 1月28日 5月28日 9月28日(正五九 ショーゴクウ) |
縁起 | 寛文11(1671)年7月朔日 近隣の名家金杉六左衛門の寄像。六左衛門、我が子が病弱を嘆き、不動尊に三七日の間昼夜を問わず一心に祈誓を したところその願満の暁、眼前に不動明王現れ「我を信ずる者は寿命長久福徳円満如意吉祥にして病気病難忽ち平癒せしめ六親眷属七世の父母現世に無病息災、 悪事災難を除き望みに随い開運安穏をあたう、また我像を建立し菩提所に安置すれば信ずる者の諸願速やかに成就せしむ」とのお告げを蒙むる。我が子の病も忽 ち癒えその恩徳を報ぜんがためこの尊像を建立し西岸寺に寄像したと由緒書きにある。 昭和20年の3月と5月の空襲で不動堂は焼失したが、不動本像は石像であったため焼け残ったものの損傷は大きく、平成8年に不動堂を再建した折、新しく唐金で不動像を造り、その胎内に石像をお納めした。 |
由来 | 日限の由来は、7日または5日と“日を限って”願をかけて祈ったことによる。旧い記録には、特に足痛の病の平癒を祈る者多く、加持の草履を請け、満願の日 に新しい草履を納めたとある。現在は、1月28日の初不動の時だけ護摩を焚き、信者の家内安全、商売繁昌、身体健全、交通安全、心願成就等万事吉祥を祈願 している。 |
祈願法要 | 元日午前0時より祈願法要を勤め2時まで開堂、また、元日から3日まで早朝より夕方まで開堂いたします。開運御守あり。初不動(1月28日)で護摩ご祈願(護摩札)を希望される方は前もって下記にご連絡いただければご案内いたします。 |
1月28日の初不動における護摩供養の様子です